未経験から事務職へ|求人の探し方と現実
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「未経験から事務職に転職したい」と思って求人を探し始めると、「事務職なら未経験でも挑戦できそう」と感じるかもしれません。
実際、事務職には未経験OKの求人がありますし、特別な資格を持っていなくても応募できる求人はあります。
ただ、いざ求人サイトで探してみると「思っていたより未経験OKの求人が少ない」「応募してもなかなか書類選考を通過しない」と感じる人も少なくありません🤔
その理由のひとつが、事務職は未経験から応募しやすい一方で、応募者も集まりやすい職種だからです。
だからといって、「未経験だから事務職は無理」という話ではありません。
むしろ大切なのは、「未経験OKの求人を探す」だけではなく、「自分の経験を活かせる事務求人を探す」ことです。
この記事では、未経験から事務職を目指す人に向けて、事務職の求人がなぜ競争になりやすいのか、どんな求人を狙えばいいのか、Excelや資格はどこまで必要なのか、そして今までの仕事をどうアピールすればいいのかまで、できるだけ現実的に解説します📄
そもそも、未経験から事務職に転職できる?
できます。ただ、そのあとに続く話のほうが長くなります。
求人サイトを見れば「未経験OK」「職種未経験歓迎」「PC基本操作ができればOK」といった求人がありますし、一般事務だけでなく営業事務や総務、採用アシスタントなどにも未経験から応募できる求人があります。
ただ、覚えておきたいのが「未経験でも応募できる」と「未経験でも簡単に採用される」は別ということです。
たとえば「未経験OK・土日休み・残業少なめ・正社員・駅から近い」という求人があったら、目に留まります。
当然ですが、その条件を魅力的だと感じるのは自分だけではありません。
事務職を目指している人の中には、同じように「できれば土日休みのデスクワークがいい」「未経験から正社員になりたい」と考えている人もいるので、条件の良い求人ほど応募者が集まりやすくなります。
つまり事務職は、「未経験でも応募できる求人がある」のに「未経験者でも採用されやすい」とは限らないという、少しややこしい職種なんです。
ここを理解しておくだけでも、「未経験OKなのに全然受からない……」と必要以上に落ち込まずに済みます。
事務職は本当に人気?数字で見る「競争の現実」
人気だから競争が激しい——事務職についてはよく言われる話です。
これは単なるイメージではなく、実際の求人データからも確認できます📊
dodaの転職求人倍率を職種別に見ると、事務職の状況がはっきり分かります。
出典:パーソルキャリア「doda転職求人倍率レポート」2026年6月時点。棒の長さは最も高いエンジニア(11.06倍)を100%として表示しています。
求人倍率は、簡単にいうと「求職者1人に対して、どれくらいの求人があるのか」を見るための指標です。1倍を下回ると、求人より求職者のほうが多い状態になります。
事務・アシスタントは0.53倍。エンジニアの11.06倍と比べると、20倍以上の開きがあります。
つまり事務職については、「働きたい人に対して、求人が十分に多い」とは言いにくい状況だということです。
ちなみに、厚生労働省が発表している2026年6月の有効求人倍率(全国・全職種)は1.18倍でした。
ただし、こちらはハローワークの求人をもとにした全職種の数字なので、上のdodaの職種別データとは指標そのものが違います。単純に比べられるものではない点に注意してください⚠️
ここは転職活動をするときに意外と混同しやすいところです。
「今は人手不足だから、未経験でも事務職に入りやすいはず」と考えるのではなく、職種によって求人の状況はかなり違うと考えておいたほうがいいでしょう。
職種や業界による求人の出方の差は、未経験でも年収アップは狙える?業界選びの話でも比べています。 事務職以外も視野に入れたい方は、あわせて読んでみてください。
「事務職は未経験でも入りやすい」は半分正解
事務職が未経験者にとって目指しやすい職種なのは、ある意味では間違っていません。
医師や看護師のように資格がなければできない仕事ではありませんし、求人によっては特別な資格や事務経験を必須としていないケースもあります。
だから「未経験から挑戦できる」という意味では、選択肢に入りやすい仕事です。
ただし、応募条件が厳しくないからこそ、応募者が集まりやすいという側面があります。
たとえば「事務経験3年以上」が必須なら、その条件を満たせない人は最初から応募できません。
一方で「未経験OK・PC基本操作ができれば応募可能」となると、販売職、営業職、飲食業、工場勤務など、さまざまな仕事をしてきた人が応募できます。
その中から企業が採用する人を決めるので、未経験者同士でも競争になるわけです。
だから事務職を狙うときは、「応募できる求人を探す」だけではなく「自分なら何をアピールできるか」まで考えておきたいところです。
なぜ事務職は未経験者に人気なのか
いちばん大きいのは「未経験からでも挑戦できそう」というイメージです。
営業やエンジニアのように専門的な経験が必要なイメージが強い職種と比べると、事務職は「パソコンが使えればできそう」「資格がなくても働けそう」と映ります。
また、「体力仕事から離れたい」「屋内で働きたい」「パソコンを使った仕事がしたい」という理由で事務職を目指す人もいます。
販売や飲食などで立ち仕事が中心だった人にとっては、デスクワークへの転職は働き方を大きく変えられる可能性があります。
さらに、「土日休み」「日勤」「残業が少ない」といった働き方をイメージしている人もいるでしょう。
ただし、ここは少し注意が必要です。
事務職だからといって、すべての会社が土日休みで残業が少ないわけではありませんし、営業事務なら納期調整や電話対応で忙しくなることもあります。
「事務職=楽な仕事」と考えて転職すると、入社後に「思っていた仕事と違った」と感じる可能性があります。
事務職を選ぶときも、見るのは職種名ではなく実際の仕事内容と働き方のほうです。
未経験なら「一般事務」だけで探さない
求人サイトで「未経験 事務」と検索すると、一般事務の求人がたくさん出てきます💡
そこで「一般事務に応募しよう」と考えるのは自然なのですが、一般事務だけに絞ってしまうと、自分から選択肢を狭めてしまう可能性があります。
事務職には、実はいろいろな種類があります。
職種の枠そのものを広げたいなら、求人の数がいちばん多い職種も一度のぞいておくと比べやすくなります。
一般事務
データ入力、書類作成、電話対応など
未経験者が見るポイントPC操作の正確さ
営業事務
営業サポート、受発注、納期管理など
未経験者が見るポイント調整力・コミュニケーション
総務
備品管理、社内手続き、庶務など
未経験者が見るポイント幅広い業務への対応力
人事・採用アシスタント
採用関連の事務、応募者対応など
未経験者が見るポイントコミュニケーションと正確性
経理アシスタント
請求書処理、入出金管理、経理補助など
未経験者が見るポイント数字を扱う正確さ
医療事務
受付、会計、レセプト業務など
未経験者が見るポイント専門知識を求める求人もある
貿易事務
輸出入関連の書類作成、通関手配など
未経験者が見るポイント英語・貿易知識が必要な場合も
たとえば販売職から転職するなら、一般事務だけではなく営業事務も候補になります。
販売職では、お客様とのやり取りや在庫管理、売上管理、スタッフとの調整までを担当していることがあります。
そうした経験は、営業事務の顧客対応や受発注、社内調整などにつながる可能性があります。
逆に、数字を扱うことが苦手なのに「事務職なら何でもいい」と経理系に応募すると、入社後に苦労するかもしれません。
だからこそ、「事務職ならどれでもいい」ではなく「自分の経験が一番つながりやすい事務職はどれか?」と考えてみてください。
未経験の事務職求人を探す5つの方法
では実際に、どうやって求人を探せばいいのでしょうか🔍
おすすめしたいのは、ひとつの方法に絞らず、複数のルートから求人を見ることです。
方法1:転職サイトで「未経験OK」を検索する
検索条件は、次の組み合わせから試してみます。
- 未経験OK / 未経験歓迎
- 職種未経験歓迎 / 業界未経験歓迎
- 第二新卒歓迎
- PC基本操作
ただし、「未経験歓迎」と書いてある求人だけに絞る必要はありません。
求人によっては、タイトルには書かれていなくても、応募条件を見ると未経験から応募できる場合があります。
逆に「未経験歓迎」と書いてあっても、仕事内容を見るとExcel関数やPCを使った業務経験を求めていることもあります。
求人を探すときに見るのは「未経験」の3文字ではなく、仕事内容と応募条件のセットです。
方法2:「一般事務」以外のキーワードでも探す
検索窓に入れる言葉を変えるだけで、出てくる求人は変わります。次のようなキーワードも候補です。
- 営業事務 / 営業アシスタント
- 総務
- 人事アシスタント / 採用アシスタント
- 経理アシスタント
- データ入力
たとえば「営業事務」と聞くと、「営業経験がないと無理なのでは?」と思うかもしれません。
でも実際の仕事内容を見ると、営業担当のサポートやデータ入力、資料作成、電話・メール対応、受発注処理などが中心の求人もあります。
もちろん求人によって求められる経験は違いますが、職種名だけで「自分には無理」と判断するのはもったいないです。
方法3:ハローワークも使う
転職サイトに出ていない地元企業の求人が集まっています。
ハローワークでは求人検索だけでなく、仕事選びの相談や職業訓練についても案内しています。
「求人を見ても、自分がどの事務職を狙えばいいのかわからない」という人なら、一人で悩み続けるより相談してみるのもいいでしょう。
方法4:転職エージェントにも相談する
自分で探すのと並行して、人に探してもらう手もあります。
メリットは、求人を紹介してもらえることだけではありません。次のような相談ができます。
- 「この経歴で事務職は狙えますか?」
- 「一般事務と営業事務なら、どちらが向いていますか?」
- 「未経験の場合、どこをアピールすればいいですか?」
特に未経験転職では、自分では「ただの接客経験」と思っていたことが、実は事務職へのアピール材料になることがあります。 サービスの選び方は未経験転職におすすめのエージェント比較にまとめています。
方法5:求人を10〜20件ほど見て「現実」を知る
個人的におすすめしたいのが、応募する前に10〜20件ほど求人を見ることです。
「未経験OKの事務求人」をいくつか見ながら、次の点を確認してみてください。
- どんな仕事内容が多いのか
- Excelはどの程度求められているのか
- 給与はいくらくらいなのか
- 正社員求人はどのくらいあるのか
- 土日休みの求人はどれくらいあるのか
- 残業はどの程度か / 電話対応はあるのか
すると「未経験OKでもPCスキルは必要なんだな」「一般事務より営業事務のほうが自分には合っていそうだな」といったことが見えてきます。
最初から「正社員・一般事務・土日休み・残業なし・駅徒歩5分以内・年収○万円以上」と条件を全部固定してしまうと、そもそも応募できる求人がほとんどなくなってしまうことがあります。
絶対に譲れない条件はあっていいです。ただそれ以外は、実際の求人を10〜20件ほど見てから優先順位を決めるくらいでも遅くありません。
「自分の経験だと、どの事務職を狙えるのか」から相談できます
サクキャリマッチで無料相談してみる※サクキャリマッチは、転職すると決めていない段階から相談できる無料のサービスです。 事務職に限らず、これまでの経験が活きる仕事を一緒に整理できます。対象は20〜39歳、オンライン面談で全国対応です。
求人票は「未経験OK」以外もチェックしよう
求人票で見ておきたい欄は、6つあります。
必須条件は何か
まず確認したいのが必須条件です。
「未経験OK」と書いてあっても、PC操作やExcel経験、普通自動車免許など、別の条件が設定されている場合があります。
「未経験」という言葉だけを見てしまうと、応募してから「実はこの条件が必要だった」と気づくことになります。
実際の仕事内容は何か
職種名が同じでも、やることは会社ごとに違います。
たとえば次の2つを比べてみてください。
- データ入力、書類整理、電話対応
- 営業資料作成、受発注管理、顧客対応、納期調整
必要になるスキルも、仕事の忙しさも変わってきます。
「事務だから自分にもできそう」と職種名だけで決めると、ここでずれます。入社後に毎日何をするのかまで見ておきます。
「歓迎」と「必須」を分けて考える
求人票に「事務経験者歓迎」「Excel関数が使える方歓迎」と書いてあると、「経験がない自分は応募しないほうがいいのかな」と受け取ってしまいがちです。
でも、「歓迎」は必須条件とは違います。
もちろん経験者のほうが有利になる可能性はありますが、必須と書かれていないのであれば、仕事内容との相性や自分の経験を考えて応募を検討してもいいでしょう。
ただし必須条件を満たしていない求人は別です。そこは分けて考えます。
給与は「内訳」まで見る
月給30万円と書かれた事務職の求人があったとします。
ただ、その金額に固定残業代や各種手当、インセンティブなどが含まれている場合もあります。
月給の数字だけを見るのではなく、基本給や固定残業代などの内訳まで確認するようにしてください。
事務職の給与水準は、地域・企業規模・雇用形態・仕事内容で変わります。ネット上の平均値を鵜呑みにするより、自分が応募する地域の求人を実際に見て相場をつかむほうが確実です。
正社員登用の条件を確認する
登用ありと書かれていても、入社すれば一定期間後に必ずなれる、という意味とは限りません。
登用実績や登用条件が記載されている場合は、そこまで確認しておくと安心です。
事務以外の仕事が多くないか
職種名は事務でも、実際には営業や接客が中心という求人があります。
仕事内容を読むと「電話営業がメイン」「店舗での接客も担当する」と分かる場合もあるので、必ず確認しておきましょう。
Excelはどこまでできればいい?
求人票に出てくるExcelの条件は、大きく2段階に分かれます。
「Excelができないと事務職は無理なの?」と心配になる人もいますが、これも求人によります。
すべての事務職で高度なExcelスキルが必要なわけではありません。
まずは次のあたりができれば、応募できる求人はあります。
- 文字入力・数字入力
- 表の作成、セルの編集、コピー&ペースト
- SUMなどの基本的な関数
- ファイル保存、印刷設定
一方で、求人によってはIF関数やVLOOKUP、XLOOKUP、ピボットテーブルなどを求められる場合もあります。
だから「Excelを完璧にできるようになってから転職しよう」と考える必要はありません。
求人を見て「この仕事ならSUMくらいまで使えればよさそう」「この求人はVLOOKUPまで必要なんだな」と確認しながら、必要なスキルを後から補っていくほうが効率的です。
事務職に資格は必要?
簿記もMOSも、よく名前の挙がる資格です。ただ一般事務なら、資格が必須とは限りません。
求人によっては、資格よりもPC操作や正確に仕事を進める力、コミュニケーション、書類作成など、実際の業務に必要な能力を重視しています。
もちろん、資格が役立つケースもあります。経理を目指すなら簿記、PCスキルを証明したいならMOSなど、目指す仕事に合わせて取得するのは十分ありです。
ただ「資格を取ってから転職活動を始めよう」と考えて、何か月も転職活動を止めてしまうのは少しもったいないかもしれません。 この判断の仕方は未経験転職に資格は必要?取るべきか、後回しでいいかの優先順位で詳しく整理しています。
資格を取ること自体が目的にならないようにするのがポイントです。
経理を本命に考えている場合は、簿記がどこで要るのかを先に見ておくと判断しやすくなります。 未経験から経理へ|簿記は必要か、先に触るべき数字はどれかで、仕事の周期と突き合わせて整理しました。
人事や労務に関心があるなら、そちらは事務とは求人の出方が違います。 未経験から人事・採用担当へ転職するにはで、探す求人の名前から整理しています。
未経験でもアピールできる経験は意外と多い
「事務経験がないから、職務経歴書に書けることがない」と考えてしまう人がいます。実際にはそんなことはありません。
前職の仕事を分解すると、事務職につながる経験が見つかります。
前職の経験は、こんなふうに事務職とつながります。
つまり、「事務職をやったことがない」ことと「事務職に活かせる経験がない」ことは別なんです。
この掘り起こし方はスキルなし・資格なしでも転職できる?経験の掛け算を武器にする方法で詳しく紹介しています。 「自分には何もない」と感じている方は、先にこちらを読むと整理しやすくなります。
「接客経験しかない」は、本当に弱いのか
販売職から事務職への転職を考えている人が、「私は接客しかしてこなかったので、事務職でアピールできることがありません」と思っているとします。
でも、本当にそうでしょうか。
もし毎日多くのお客様を対応しながら、売上管理や在庫管理、発注、電話対応まで担当していたのであれば、それは単なる「接客経験」ではありません。
それを職務経歴書で「接客業務を担当していました」だけで終わらせるのは、もったいない話です。
書き方を変えると、こう伝わります。
同じ経験でも、事務職とのつながりが見えてきます。 書き方の詳しい手順は未経験の職務経歴書に書くことがない人へにまとめています。
販売・接客の動作を、事務職以外の職種にも当てはめて考えたいときは、こちらでまとめて整理しています。
未経験から事務職に受かるために、やっておきたい3つのこと
やることは3つです。最初から資格を取ったり、完璧な職務経歴書を作ったりする必要はありません。
- 事務求人を10〜20件見る 応募しなくて大丈夫です。「未経験OK」「一般事務」「営業事務」「総務」などで検索し、どんな仕事内容や条件が多いのかを確認します。希望条件と実際の求人市場とのズレが見えてきます。
- これまでの仕事を細かく書き出す 「販売」なら接客だけでなく、売上管理・在庫管理・発注・PC入力・電話対応に分解します。「営業」なら顧客管理・資料作成・見積書作成・スケジュール管理・社内調整に分けてみましょう。
- 足りないスキルだけ補う 求人を見て「Excelが弱いな」と思ったらExcelを、「経理系に興味があるけど簿記の知識がない」なら簿記を。必要かどうか分からない資格を先に取るのではなく、求人を見てから補います。
この順番なら、転職活動と勉強を同時に進めやすくなります。
未経験から事務職を目指す人がやりがちな3つの失敗
失敗1:「一般事務」だけに絞ってしまう
一般事務は人気が高いので、最初から「一般事務しか応募しない」と決めてしまうと、求人の選択肢が一気に狭くなります。
営業事務や総務、人事アシスタントなども見てみると、「これなら自分の経験が使えそう」と思える求人が見つかるかもしれません。
失敗2:資格を取ってから転職活動を始める
勉強を先に済ませようとすると、応募が半年後、1年後にずれていきます。
もちろん資格取得が必要なケースもありますが、まず求人を見て、本当に必要なのか確認してから勉強を始めても遅くありません。
失敗3:「未経験OK」だけを見て応募する
求人票のその一行だけで決めると、入社後にずれます。仕事内容や勤務条件まで確認して、自分の経験が活かせるかを見ておきます。
未経験からの転職で効いてくるのは、応募できる求人の数より、納得して働ける求人に当たるかどうかです。
同じ事務でも、会社の規模によって任される範囲が変わってきます。規模ごとの違いは別の記事に整理しました。
よくある質問
未経験から事務職に転職できますか?
可能です。「未経験OK」「PC基本操作ができればOK」という求人は実際にあります。ただし応募条件が緩いぶん応募者も集まりやすいため、「応募できる」と「採用されやすい」は別だと考えておいてください。
事務職はExcelがどこまでできれば応募できますか?
求人によります。文字入力・表の作成・SUM程度の基本操作で応募できる求人もあれば、VLOOKUPやピボットテーブルを求める求人もあります。完璧にしてから応募するより、求人を見て必要なレベルを確認し、足りない分を補うほうが早く進みます。
事務職に資格は必要ですか?
一般事務なら必須とは限りません。求人によっては資格より、PC操作や正確に仕事を進める力、電話・メール対応などが重視されます。経理を目指すなら簿記、PCスキルを証明したいならMOSなど、目指す仕事に合わせて選ぶのが効率的です。
事務経験がないと職務経歴書に書くことがありません。
「事務職をやったことがない」ことと「事務職に活かせる経験がない」ことは別です。販売なら売上管理・在庫管理・電話対応・PC入力、飲食なら発注やシフト作成など、事務につながる業務を担当していたケースは少なくありません。
まとめ:未経験から事務職を目指すなら「求人の探し方」が重要
事務職への転職は、探し方しだいで結果が変わります。「未経験OKだから簡単に受かる」わけではない、というのが出発点です。
2026年6月時点のdodaの職種別データでは、事務・アシスタントの転職求人倍率は0.53倍。エンジニア(11.06倍)と比べると、求人を得るための競争は厳しい状況です。
だからこそ、未経験から事務職を目指すなら「未経験OKの一般事務を探す」だけではなく「自分の経験を活かせる事務職まで広げて探す」ことを意識してみてください。
この記事のポイントをまとめると、次のとおりです。
- 事務職は未経験からでも目指せる。ただし「未経験OK=簡単に受かる」ではない
- 一般事務は求職者が集まりやすく、競争が激しい
- 一般事務だけでなく営業事務・総務・人事アシスタントなども見る
- 求人票は「未経験OK」だけでなく仕事内容や必須条件まで確認する
- Excelは求人に合わせて必要なレベルを身につければいい
- 一般事務では資格が必須とは限らない
- 前職の経験を、事務職で活かせる形に言い換える
- まず10〜20件ほど求人を見て、実際の求人市場を知る
そして、未経験から事務職を目指す人に一番伝えたいのが、「事務経験がない」ことと「事務職に活かせる経験がない」ことは別だということです。
販売、接客、営業、飲食、工場など、これまでやってきた仕事の中にも、売上管理や在庫管理、顧客対応、PC入力、電話対応、社内調整など、事務職につながる経験は意外とあります。
「自分には事務経験がないから無理かも」と最初から諦めるのではなく、まずは求人を10件、20件と見てみてください。
そこで「この仕事内容なら、自分の経験が使えそう」と思える求人が見つかったら、それが未経験転職のスタート地点です。
まず求人を見て、次に自分の経験を整理して、それでも足りないものがあれば補う。
転職活動の進め方を最初から確認したい方は未経験転職の完全ガイドを、 年齢が気になる方は未経験転職は何歳まで?年齢の壁のリアルと年代別の対策も用意しています。
この順番で進めていけば、「未経験だから何をすればいいのかわからない」という状態からは抜け出せます。まずは求人を10件、開くところからです😊